-INTRODUCTION-
お待たせしました!1997年度の全世界ナンバー1ヒット「メン・イン・ブラック」に、遂に5年ぶりの新作が登場。
あの最高のコンビネーションを楽しみにしていたファンの期待通り、トミー・リー・ジョーンズとウィル・スミス、MIBのエージェント<K&J>の名コンビが二人揃っての第二弾が実現。
5年間の活躍で超大物になった2人が、このビッグ・プロジェクトのために、さらにスケールアップしたチームワークを披露する。
もちろん、制作総指揮のスティーブン・スピルバーグを筆頭に、監督のバリー・ゾネンフィルド、特殊効果のリック・ベイカーとILM、音楽のダニー・エルフマンと、スタッフも前作と同じメンバーが再集結。お楽しみのエイリアン・キャラやMIB自慢の秘密兵器も前作以上に続々登場!
物語もSFXにもK&Jの絶妙なカケアイにも最新のアイデアを盛り沢山にブチ込んで、2002年度のナンバーワンを狙い撃つ!
-STORY-
5年前、相棒のKとともに地球の危機を救ったJ(ウィル・スミス)は、いまやMIBのエリート捜査官として平穏に日常業務をこなしている。しかし、そんな彼の前に新たな敵が出現!?
地球上ではランジェリーのモデルとして活躍している超セクシー宇宙人のサーリーナ(ララ・フリン・ボイル)が、何とMIBのビル全体を人質にしてしまったのだ!一人助かったJが頼れるのはいまや引退している元相棒のK(トミー・リー・ジョーンズ)のみ。再び彼の力が借りられるか否かが命運を握るのだ!ところが当のKは平和な市民生活にどっぷり。しかもMIB時代の記憶が消されていて、アタマの中は真っ白け!JはKの記憶を取り戻せるのか?Kはかつてのように、敏腕エージェントに戻れるのか?
我ら地球の運命は、またまたこの二人に託された!
今回は諸事情により、記者会見の様子をお伝えできません。
それに加え、本国よりまだ完成版のフィルムが到着していないとの事で、試写もまだ見ていないので、映画の感想もまだ書けないという、ライターとして非常に情けない事態になってしまった訳ですが、その代わり、この日記者会見場で体験した事を皆さんにお伝えしたいと思います。
記者会見の始まる前にフォトセッションが行われ、カメラマンは全員写真を撮り終えたら退室という、厳しい命令が映画会社側から出たのですが、僕は記事も書くので、会場の隅で会見の様子を見ていたのです。
主演三人のボディガードやエージェント関係者などの横で見ていたら、「JAPAN」とデカく書かれた日本のガイドブックを持って、何やら少し派手目のブロンドのオネエサンが、僕を見て横のエージェント関係者、ボディガードと小さな声で会話をしている。
僕が怪訝な顔でオネーサンを見ていたら、「そのジーンズ、イカすわね!日本製?」なんて聞いてきた。
少し僕が彼女と話していると、ウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズに集中する質問に、少し退屈そうにして、壇上のララ・フリン・ボイルが、僕の横のオネーサンに懸命に合図を送っている。彼女のジェスチャーから推測して、「アタシ、暇なんだけど」っていう感じ。横のオネーサンをよく見たら、どことなくララに似ている。
僕は聞かなかったけど、恐らくララの姉か妹なのだろう。
会見の最後に、テレビ番組の収録でネプチューンのホリケンが登場し、日本製のすっかり白けたギャグに嫌気が差し、ララが壇上から降りて、帰ってしまっていた。日本のマスコミを代表して、彼女に謝りたい。
それはさておき、会見が無事に終了し、知り合いのライターの方と会見場の上にあるロビーでくつろいでいたら、個別会見を終えたウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズがエレベーターを降りて、我々の目の前を通り過ぎようとしていたため、横にいたライターの方はプライベート写真を撮らせてもらおうと、俳優さんに近寄った。
俳優二人はOKを出しているのに、ホテルサイドが僕らを丸で虫けらを扱うかのように、今すぐロビーから出るよう、命じられた。
僕はそこで、少しそれはおかしいと感じ、その「退館命令」を拒否した。
だって、ハリウッド俳優も僕らも同じ人間のはず。彼らを守って、僕らの人権を無視してもいいのだろうか。
いや、これは絶対よくない。納得いくまで話そうと思い、ロビーの責任者だけだはなく、上層部を呼んでずっと話し込んでいたら、夕食にでも出掛けるのであろう、ララが現れた。彼女の横には、会見の時に僕の横にいたオネーサンがいて、僕を見るなりすぐさま、こう叫んだ。
「この人よ!このジーンズよ、ララ!」
「ワアオ、本当ね。素敵だわ!」
HATOMI:「このジーンズ、気に入った?」
「ええ、とっても!」
おっと、僕はこんな会話をしている場合ではない。ホテル側との話し合いがあるのだ。
その様子を横にいたライターさんが、ララに説明してくれたらしく、
「ひどい話。可哀相だわ・・・」
なんて言ってくれた。
僕は少し外国にいたせいもあって、もしこれがアメリカなら、著しく人権を傷つけられたとして、訴訟を起こしてもおかしくない話。
日本人は怒られると、すぐそれに従ってしまう習性があるみたいだけど、僕はそうはいかない。
ホテル側と話して、この問題は解決したものの、未だに僕は納得していない部分もある。
この話のどこがおもしろエピソードかと言うと、ララやその周りで僕が履いていたジーンズを話題にしていたかと思うと、何だか無性に笑いがこみ上げて来た。そんなにこのジーンズが珍しかったのだろうか。あの時僕がもう少し落ち着いていたら、ララに「送ってあげるよ」と言えたのに。ちなみにこのジーンズ、レディースもあるんですよ、ララ。
文&写真:HATOMI
|